1月16日(火) 3限に2年A組で、大澤先生による理科の校内互見授業が行われました。本時の学習課題は、「電流の正体は何だろうか考える」でした。まず、陰極線について映像で確認し、陰極線の正体である電子は、もともとどこにあったかをグループで話し合いました。「電源の中」、「導線の中」、「空気中」などの選択肢をもとに推論しました。そして、陰極線の正体である電子は、放電管とつながれた導線内の電子であること、回路の中を流れる電流の正体は、金属の導線内の電子が少しず移動することであることを図を用いて確認しました。また、電流が流れる現象を模式図を書いてまとめました。この後、放電による電流と回路に流れる電流の共通点と相違点についてグループで考え、ワークシートに書いた後、発表し合いました。最後のまとめの場面で、「電流の正体は、導線内の-の電気を帯びた電子が、-極から+極に移動する現象である」ことを確認し合いました。本時の授業では、映像資料や模式図を用いるとともに、目に見えない電流についてグループで推論するなど、科学的な思考力・表現力を高めるような取組になっており、スムーズに授業が展開されていました。大澤先生ご苦労様でした。