10月28日(土) 創立70周年記念式典に引き続き記念公演が行われ、ふくい演劇工房(福井市)による音楽劇「一人で演じる 走れメロス」を全校生徒で鑑賞しました。ピアノとクラリネットによる素敵な演奏から始まり、杜川リンタロウさんによる原作者太宰治に関する朗読がありました。原作者の人生と「走れメロス」が執筆された背景について詳しく知ることができました。次に、余興として「大声コンテスト」が行われ、各クラス代表の10名がステージに上がって挑戦しました。俳優の杜川さんの声を上回る声が出た生徒もいました。また、一人一人の出す声質や言葉の違いに個性が感じられました。休憩後、いよいよ「走れメロス」劇となりました。役者は杜川さん一人だけなのですが、メロス本人、王、親友などを見事に演じ分け、音楽や照明の効果もあって物語の中に引き込まれていきました。劇の途中に3年生の3名の生徒が役者として登場する場面もありました。友情と信頼をテーマに、プロの俳優の迫力ある演技に魅せられたひとときでした。