1月11日(金) 5眼に、2年B組で梅津先生による国語科の校内互見授業が行われました。本時の学習は、「君は『最後の晩餐』を知っているか」という文章を題材とし、筆者の文章の書き方の特徴を捉え、考えの根拠を適切に把握したり、自分の言葉で簡潔に表現したりすることを目標として取り組まれました。導入では、既習の「 」の用い方についての確認が行われ、本時の学習課題である「筆者の『かっこいい。』についてまとめよう。」が提示されました。そして、ワークシートが配布され、記入する際の手順についての説明が行われました。本文には、筆者が「最後の晩餐」を「かっこいい。」と記述しているところが2箇所があり、生徒は本文の記述を根拠とし、筆者が「かっこいい。」と思った理由について自分の文章で書いて表現する作業に取り組んでいきました。その際に、接続詞や指示語の役割を考えたり、キーワードを挙げ、最低限必要なポイントが押さえてあるかを確認したりしながら書いていきました。次に、筆者のものの見方や考え方が考えられるように、文章の全体(構成・構造・流れ・展開等)や細部(説明・表現・図表等)とは何かについて確認し、筆者の文章の魅力について自分の考えをワークシートに書いていきました。次回は、この各自の記述をグループで読み合い、話合いを通して表現の工夫に取り組むことになりました。授業のねらいに沿ったワークシートが準備され、じっくりと考えながら書いて表現する力を育てるための取組でした。梅津先生ご苦労様でした。