11月15日(木) 入善町青少年育成中学校合同講演会が入善西中学校で開催され、本校と入善西中学校の全校生徒が参加しました。この事業は、入善町出身の方のご篤志による青少年育成指定寄付金を活用し、各界で活躍し、道を極めた方を講師にお迎えし、未来に羽ばたく入善町の中学生が、どのように夢の実現に向かって進んでいけばよいか考えることを目的に毎年行われています。今回は、三回目の開催で、アルピニストの野口健氏を講師にお迎えし、「あきらめないこと、それが冒険だ」の演題で、約100分間講演していただきました。はじめに、野口先生のこれまでの取組を記録したDVD映像を視聴しました。その後、野口先生が登壇され、高校時代に植村直己氏の著書に出会い人生が変わったこと、エベレスト登頂に向けて2度失敗したエピソードなど、ご自身の経験を真剣に、時にはユーモアを交えながら、分かりやすく楽しく話してくださいました。生徒にとって、あきらめず、コツコツと取り組むことは、これからの時代を生き抜くために役立つ有意義な講演となりました。講演会終了後、「心して登る」、「一歩一歩前へ前へ」、「エベレスト清掃登山」と記された3枚のサイン入り色紙もいただきました。このようなすばらしい講演を聴く機会を与えてくださった関係各位、そして講師の野口先生に深く感謝申し上げます。