12月18日(火) 2限に、2年B組で荻野先生による社会科の校内互見授業が行われました。本時は、「明治維新の三大改革」の単元で、明治政府による改革が近代国家の基礎を整え、人々の生活が大きく変化したことを、資料から読み取ることができることを目標に展開されました。ます、本時の中心資料「地券」が提示され、グループで書かれている内容の読み取りに取り組みました。旧字体の漢字や、当時の面積の単位等が用いられているため、読み取りやすくするためのワークシートが用意されていました。そして、その地券に書かれている場所の現在の様子を、インターネットの地図や航空写真で確認したり、土地の面積や地価・地租の金額などを現在の面積や貨幣価値に換算して確認したりしました。また、江戸時代の税制と地租改正後の税制の違いも確認しました。最後に、政府の立場になって、地租改正のねらいを国民にPRするキャッチコピーをグループで話し合いました。現物の「地券」を用意したり、インターネットの画像で確認したりする試みや、資料を活用して生徒の思考力を高めようとした取組に成果があったと思います。社会的事象に興味・関心をもち、積極的に調べたり、考えたりする生徒に成長していってほしいと願っています。荻野先生、ご苦労様でした。