笑顔で赤ちゃんと触れ合いました! ~2学年「いのちの教室」~

6月23日(金)
2学年では、たんぽぽ助産院の野澤助産師さんを講師にお迎えし、「いのちの教室」が行われました。前半は、野澤先生のお話を聴きました。妊娠の成立から胎児の成長の様子などを映像や人形で学びました。また、男子生徒が妊婦ジャケットを着用した妊婦体験も行われました。さらに、出産間近の妊婦さんにインタビューに答えていただき、胎児の心音と生徒の心音との聞き比べも行われました。前半の最後は、声優として3人の先生方にも出演していただき、紙芝居「生まれてきてくれてありがとう 」が、上演されました。後半の部では、生後1年未満の21組の親子に来校していただき、グループごとに赤ちゃんと触れ合ったり、お母さんにインタビューしたりする活動が行われました。赤ちゃんを目の当たりにすると、自然に生徒の表情が和らぎ、笑顔であやしたり、だっこしたりしていました。この活動を通して、生命の尊さと家族への感謝の気持ちが深まったことと思います。また、この活動を支援してくださったたくさんの方々に心から感謝したいと思います。

将来の夢や自分のしたいことを英語で表現しました!              ~3年B組 英語科互見授業~

6月23日(金)
嘉志摩先生による英語科の互見授業が、3年B組で行われました。本時は、「将来の夢や自分のしたいことを表現できるようになる」を学習課題として取り組まれました。まず、班ごとに英語と日本語を聞いて内容に合うカードを取るカルタゲームを行いました。カードには、いろいろな職業がイラストで描かれていて、生徒たちは、先生の指示に当てはまるカードを競って取り合い、楽しく取り組んでいました。次に、このカードも用いて、「~になりたい」と「~をしたい」を表現するパタンプラクティスが行われました。班ごとに、職業については、「I want be a(an)~.」したいことについては、「I want to~.」を用いて積極的に練習に取り組んでいました。この2つの表現の仕方ができるようになると、新聞に掲載されている「ぼくの夢わたしの願い」の資料が配付されました。この資料には、小学生24人分の夢や願いが記載されていて、英語3文で、どの子が当てはまるか当てる「Who am I?」クイズを行いました。そして、新聞資料の子供になりきって、自分の将来の夢や自分のしたいことを表現する活動をペア学習で行いました。本時の目標に沿った教材や資料がしっかりと準備され、学習活動の流れがとてもスムーズで、全ての生徒が意欲的に活動に取り組み、生徒自身で主体的に学んでいこうとする姿勢が見られました。嘉志摩先生ご苦労様でした。

命の大切さについて考えました!                                ~2年B組 教育実習生 道徳研究授業~

6月23日(金)
 教育実習生の長津先生による道徳の研究授業が、2年B組で行われました。主題は「生命の尊重」で、「奇跡の一週間」(出典「明日をひらく」東京書籍)を資料に用いて取り組まれました。この資料は、ホスピスでボランティアをしている主人公が、末期ガンの患者北村さんと出会い、自分の書いている童話の挿絵を描いてもらうことを頼み、亡くなるまで絵を描き続けたできごとを記した資料で、人の「死ぬこと」と「生きること」を通して、生命の尊さ理解し、かけがえのない生命を尊重しようとする心情を育てることが目標とする授業でした。本時の学習は、ホスピスとはどんな施設なのか確認した後、資料の範読から始まりました。資料を読み終わった後、主人公が北村さんに出会う前と後では、ホスピスの患者さんに対する考えがどう変わったか問いが出され、「死んでいく人」、「もうすぐ死ぬ人」から「一生懸命生きている人」や「一生懸命生きた人」に変わったという意見が出されました。次に「北村さんが、なぜ絵を描き続けることができたのか」について、ワークシートに自分の考えを書き、意見を出し合いました。さらに、「主人公が挿絵を頼んで後悔した後、真剣になって注文をつけた理由」についてワークシートに書いて話し合いました。北村さんが絵を描き続けるこができたのは、「絵を描くことで、人を元気にしたい。」「絵を描くことが、自分の最後のこと。」「絵を描くことが一番楽しい。」などの意見が出されました。また、主人公は、体力が落ちている北村さんに頼んでしまった後悔から、「一生懸命描いている思いに応えたい。」「これが北村さんの生きがい。」というように、思いが変わっていったことについての意見が出されました。命が有限なものであるからこそ、自他の命を大切にしながら一生懸命生きていくことの大切さを考えることができた授業でした。本日で3週間にわたる教育実習も最終日となりました。長津先生ご苦労様でした。